陰陽五行 (1)

このブログでは、その都度、虚実、七情、五悪、陰陽論、五行説等のむずかしい
「単語」が出てきます。
毎回、簡単な解説は書いていますが、本日はあらためて東洋医学の基本中の基本!
「陰陽五行」について書いてみようと思います。
「陰陽五行」とは東洋医学と言うより東洋的な自然観の事です。
自然界は陰と陽で成り立ち、自然界の現象にはすべてに対極するものが存在すると
言う考えです。
昼と夜、男と女、動と静、表と裏、明と暗、暖と冷のように・・・
古代の人々は陰と陽が対極を成す事で生成と消滅を繰り返すエネルギーが生まれる
と信じたのです。
易学からの考えを「医学」に用いるとは、一見、非科学的なもののように感じる方
もおられると思いますが、人の体も大宇宙の一部として連動していると考えた場合、
納得できる事象がたくさん見受けられます。
人の体の自律神経も太陽の昇る日中に交感神経が優位になり活動をし、反対に陽が
沈み、闇と言う陰の世界の訪れで副交感神経が優位になり休息をするといった具合
に・・・
自然界とは切っても切れない関係が存在します。
東洋医学ではそのバランスの崩れをつきとめ、小宇宙たる人体における「陰陽」の
バランスを自然本来に戻す事で病を癒そうと考えたのです。
人と自然との調和が崩れ、様々な難病奇病が発生する現代・・・
とても理にかなった思想だとは思いませんか?
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この記事へのコメント
この画像は「対極図」と言い宇宙の生成を表すものだそうです。文献によると確認されるのはたしか今から1千年前位だとか。たしかに!勾玉のようですね、でも実際は穴の無いのが本当の対極図で中国では魚に見立てていたようですよ。勾玉との関連は???この程度の知識です・・・勉強が足りずにすいません。
中国では魚に見立てていたのですか。
興味深いです。
勾玉は日本でしか作られなかったようで、縄文時代にはすでに糸魚川産の翡翠で作られていたようです。その頃に中国との交流があったのならと思ったのですが、千年前だとしたら、日本ではもう勾玉は作られなくなった時代ですね。
古墳時代には中国の神仙思想の影響を受けて、当時不老長寿の妙薬とされていた滑石で盛んに勾玉が作られたようです。
貴重な御話をありがとうございます。
私もコメントを書いた後、ふと思ったのですが・・・
哺乳類の胎児の形を遡ると軟骨魚類になるそうです。勾玉や対極図の形、胎児っぽいですよね。ひょっとすると対極図が森羅万象の生成を表すように、魚に例えた対極図も勾玉もはるか遠い昔の生命誕生の記憶を宿しているのかも知れませんね。
というのは説得力があります。
考古学界でも勾玉の形状については諸説ありますが、「対極図が森羅万象の生成を表すように、魚に例えた対極図も勾玉もはるか遠い昔の生命誕生の記憶を宿しているのかも知れない」というのは、全くそのとうりのような気がします。ここまで詳しく述べられた説は他にはないと思います。
正倉院には琥珀、犀角、水晶、瑠璃などで作られた魚形の装飾品が九個ほど保存されているそうです。これなども中国から伝わったものかもしれませんね。