朝食は食べましたか? “食養生”
月曜日。
今日が1週間の始まりという方もきっと多いことでしょう。
そんな、あなた?
“朝食”はしっかり食べましたか?
本日は最近、新聞やTVのニュースで話題になったある取り組みについて
少々、書いて見たいと思います。
その話題とは複数の地域の小中学校で乳製品やおにぎり等の軽食を
“朝食”として出す動きが出始めているとの話です。
“朝食”を食べない子供が増えている!
お腹がすいて授業に集中出来ない!
家庭任せにしても“欠食”の問題解決が難しい!
賛否はあったものの子供達の“朝食”を予算化した自治体もあると聞きます。
各家庭にはそれぞれの事情はあるものと推察されますが、どうして1日の
始まりの “朝食”をそこまで軽視できるのでしょうか・・・
正直、このニュースには唖然とさせられました。
以前、書いた“糖尿病”の記事の中で“食養生”の基本を次のようにたとえ
ました。
“朝食は王様の膳、昼食は王子の膳、夜は貧者の膳”
まだ読んでない方はこちらへ
https://seikaido.seesaa.net/article/200510article_12.html
人が目覚め、活動する朝と昼はしっかり食べ、夜は簡単に済まし消化器官を
休め、副交感神経を優位にして体をしっかりメンテナンスする事が健康の基本
、規則正しい食事習慣は体内時計をしっかり調整し健康な時を刻ませます。
これは何も漢方においての“食養生”だけではなく、やはり西洋にも同じ様に
“朝食は王様の如く、昼食は王子の如く、夜は貧者の如く”との格言があるそ
うです。
漢方相談などで “朝食”の大切さを説くと“朝はそんなに食べられない”との
答えがよく返ってきますが、そのような患者さんほど夜食、遅寝の傾向が顕著
で、その生活習慣が“朝食”を食べられない体を自ら作り上げているとも言えま
すね。
私の“今朝の膳”はごはんと焼き魚、卵焼きと海苔にワカメの味噌汁。
“王様の膳”と称するには御恥ずかしいばかりですが、1日の始まりとしては
ギリギリの合格ラインでしょうか?(笑)
今朝の新聞に、またまた気になる記事がありました。
先端医療の恩恵によって“いくつまで生きられる”かと言う“平均寿命”におい
ては世界のトップを走る日本ですが・・・
“いくつまで健康でいられる”かという“健康寿命”は今後、確実に下がり後進
国になるだろうとの予測レポートの紹介でした。
その原因は“治療”に重点を置くあまり“予防”がどんどんおろそかになってい
る現状があるそうです。
漢方で言う“未病”を防ぐ。
そのもっともたるは“薬食同源”と“食養生”ではないでしょうか?
“未病”に関する記事はこちらへ
https://seikaido.seesaa.net/article/200507article_23.html
読者のみなさん。
明日からはしっかり王様のように“朝食”を食べましょうね。
※食養生に関する記事はこちらへ
http://seikaido.at.webry.info/theme/e52113f08b.html
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http://www.seikaido.com/9_QA/seikaido_QA_1.html
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