「フレイル」 高齢者の虚弱には漢方
人類がかって経験した事の無い高齢化社会
タイトルの「フレイル (Frailty)」
あまり聞き慣れない言葉ですが
近年、 日本老年医学会によって提唱される高齢者の虚弱を定義付る言葉
だそうで
体重が減少、 歩行速度の低下、 握力の低下、疲れやすい、身体の活動レベ
ルの低下の5つのうち、3つが当てはまると”フレイル”とみなすという評価基準
があるそうで、高齢者が要介護状態に陥る過程には意図しない衰弱、筋力の
低下、活動性の低下、認知機能の低下、精神活動の低下等がある事から「要
介護状態」に陥るのを早い段階で防止しようという目的があるそうです。
加齢により老いて虚弱となるのは生きるものとしては自然の理
あえて、定義付する必要はあるのかな??と少々疑問ではありますが・・・
それでも平均寿命が男女ともに世界のトップクラスとなった日本
出来れば誰もが天寿を全うするその日まで元気にいたいと思うのは当然の
事、このような定義付も日々の健康づくりの上でひとつの指針になって行く
のでしょうね。
個人的には前記の5つの評価基準で判りやすいのは歩行速度と握力かなと
思います
歩行速度については
大きな車道の横断歩道を青信号の間に渡れない
握力については
男性ならジャム等の瓶のふたが容易に開けられるか
女性ならペットボトルのふたが容易に開けられるかが目安なんだとか
一方、漢方では古くから加齢による人の老いには「腎」(命門)が関係
すると考えました
「腎」とは西洋医学で言う腎臓という単一の臓器に該当するものではな
く生殖器、泌尿器、内分泌代謝等を含む総称と言うのが漢方の考えで
その「腎」が虚すると足腰の力が衰える
”歩く力は命の力”とも言いますが
足腰の衰えは臓腑機能の低下を招き、老いのスピードが加速するという
考えです。
せいかいどうはまだ”フレイル”を感じるには時間がありそうですが
せいかいどうのように50代も半ばになると
同世代の方なら久しぶりの同窓会等で
同じ年なのに恩師か?と見まがうような友人がいたという経験!
ありますよね?
「腎」に宿る精気をいかに維持するかが若さの秘訣
タイトルの「フレイル」高齢者の虚弱のみならず、若さの維持にも効果が
高いのが漢方
漢方の補腎薬で「腎精」を補う事で
四肢にもしっかりとパワーがみなぎり
日々を健康に過ごせます
自分はまさにこの「フレイル」だ!というアナタ
「フレイル」にはまだ早いものの
最近、めっきり老いを感じると言うアナタ
そんな、あなたには漢方の「補腎薬」がおすすめですよ。
※女性は7年周期、男性は8年周期の話
https://seikaido.seesaa.net/article/200704article_4.html
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