子宮頚部異形成に効果がある漢方薬は？
今年も残すところ半月少々となり
何かと気忙しい毎日ですね
ここ聖快堂では日々変わる事のない漢方相談の毎日
ですが・・・
この１週間はある病を患う御相談者からの相談が目立って
集中しましたので本日はその話を少し
その病とは”子宮頚部異形成”
子宮の頚部に慢性的な炎症が起こり、炎症が常態化し子宮
頚部の細胞が変性してしまう病気でその原因は一般的には
ヒトパピロマウイルス（ＨＰＶ）による感染と考えられて
います。
”子宮頚部異形成”はその程度により軽度異形成、中度異
形成、高度異形成に分けられ
中には”子宮頚部異形成”を経て子宮頚部腫瘍、いわゆる
子宮頚癌を発症し命を落とす場合もある病気なのですが
ここ聖快堂でも婦人科疾病の中でも年々、増えている相談
のひとつで
当ブログを拝見された方からもいろんな御質問をいただいて
います
中でも多いのが
”子宮頚部異形成”にはどんな漢方が効くのか？
そしてどれくらいの期間、漢方を飲めば効果が期待できるか？
という御質問
そのような御質問をいただいた方には
患部の炎症を鎮める作用を持つ「消腫」の漢方
体内を巡る「気」の流れを補う「補気」の漢方
そして免疫力を向上させる作用のある漢方等
聖快堂が”子宮頚部異形成”の患者さんに良く用いる漢方を
ひと通り、説明はしたしますが
事はそう単純なものではありません
漢方には”異病同治 同病異治”という考えがあり
西洋医学的には同じ診断名であっても
患者さん１人１人の体質を重視する漢方では患者さんの「証」
を見究め治療方針を決め薬を処方するからです
異病同治 同病異治の過去記事へ
https://seikaido.seesaa.net/article/200506article_28.html
弁証論治の過去記事へ
https://seikaido.seesaa.net/article/200601article_7.html
そして、どんな漢方薬を選薬するかという事以上に聖快堂が
大切に考える事があります
それは”子宮頚部異形成”を患う患者さんの多くは
それぞれのおいたちや現在の様々な日々の生活環境において
少なからず
心の悩みを抱えているケースが多いからです
心と体は切っても切り離せないもの
”心身一如”とも申しますが
聖快堂では単に”子宮頚部胃形成”に効果が期待できそうな
漢方を選薬し販売しおしまいではなく
時にはひとりの患者さんに２時間、３時間とじっくり時間を
かけ心と体のサポートに努めています
その理由はいくら高価な漢方を使っても患者自身が今迄の
交感神経優位の生き方や考え方、日々の生活習慣を改め、
治療に取り組まない限り、自らの体が患部を修復し病を治
そうとする生体恒常性が充分に働かないからです
聖快堂では漢方相談を通し、少なくない数の患者さんが
”子宮頚部異形成”を克服されています
”子宮頚部異形成”と診断された事を悲観するのではなく
人生の糧と出来る方
病を糧にし 心と体の健康を真剣に考え
素直な気持ちで真摯に病と向き合える方
頑なに今迄の生き方考え方に固執するのではなく
新しい自分に生まれ変わる勇気のある方
御相談、お持ちしています
子宮頸部異形成等の過去記事へ
https://seikaido.seesaa.net/article/200912article_4.html
https://seikaido.seesaa.net/article/201307article_12.html
https://seikaido.seesaa.net/article/201408article_6.html
https://seikaido.seesaa.net/article/201207article_8.html
https://seikaido.seesaa.net/article/201509article_1.html
https://seikaido.seesaa.net/article/201608article_11.html
※ 聖快堂の年内の営業は１２月２８日（木）１８時まで
年始は１月５日（金）の正午からの営業となります
■漢方婦人科 過去記事へ
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