おこしを楽しむ

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写真は先日、神戸からお見えになられた御客様から
いただいた差し入れのおやつ




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おこし





日本最古の御菓子とも呼ばれる「おこし」は米や粟等
を熱して干した後、砂糖や水飴に混ぜて成型し乾燥
させたもの。





せいかいどうが子供だった半世紀前はとてもメジャー
な御菓子で祖父母とよく一緒に炬燵でお茶を飲み
ながら食べたりしたものですがしたが・・・





何せ、ポテトチップスなるものをはじめて食べたのが
小学六年生の時





ハイカラなブルボンのルマンド等を食べたのは中学生
なってからという時代でしたから(笑)





そんな懐かしい御菓子 ”おこし”





最近は”おこし”を目にする事も口にする事もほとんど
なくなったというのが正直なところです。





いただいたものは落花生




ピーナッツがたっぷりの「きなこおこし」




心地良い歯応えと




口中に広がるきなことピーナッツの香ばしさ




半世紀前の冬




炬燵で祖父母と過ごした記憶を辿りながら




思い出にふける




良い午後のティータイムを過ごさせていただきました。




御馳走様でした。





ありとあらゆる




御菓子を食べる事が出来る飽食の時代ではありますが




日本の伝統菓子




その伝統を守る為にもたまには食べておきたいですね。






■ 落花生(ピーナッツ)



”落花生”は体内の「血」を養い「血虚」症に良い「補益養血」
の食材



五性 「平」



五味 「甘」



帰経 「肺」「脾」



薬効は



貧血、めまい、心悸、不眠、不正出血等に良い「補血止血」



咳、食欲不振、便秘に良い「補脾潤肺」「和胃醒脾」等



※ 落花生が持つ止血作用はピーナッツを覆う赤い薄皮に
   含まれている他、潤い効果を期待する場合薄皮付が有効

※ 食べ過ぎると消化不良を起こす為、「陽虚」「老人」「食積痰湿」
の人は注意が必要






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