何かと気忙しい師走は牡蠣食べ イライラ解消
観測史上 最も暑い?師走から一転
先週末は気温が急降下 とても寒くなりましたね。
写真はそんな寒い休日の御昼に食べた
”牡蠣入の卵あんかけうどん”
TVのCM等でも良く見る讃岐うどんのチェーン店で
食べたのですが・・・
”牡蠣”もたっぷり
溶き卵で麺が見えないほどたっぷりの熱々あんかけ
薬味の生姜も程良く
体が瞬時に温まり、額や背中に流れる汗・汗・汗
風邪を引いては元も子も無いなと
食べた後は帰宅し すぐにお風呂の湯船に漢方浴剤を
入れ ドボン!と浸かった休日のせいかいどうでした。(笑)
さて、最後にお勉強
別名 海のミルクとも呼ばれる”牡蠣肉”はこれからが旬
■ 牡蠣肉
牡蠣肉は体内の血と津液である「陰液」を滋養する
「補益滋陰」の食材
五性 「平」
五味 「甘」「鹹」
帰経 「肝」「腎」
薬効は
微熱、ほてり、のぼせ、汗、心悸、空咳等に良い「滋陰養血」
煩熱失眠、心神不安に良い「寧心安神」等
■ 牡蠣殻
牡蠣殻は体内の肝機能に働き、心の不安や体のしびれや
痙攣等に良い「安神平肝」の薬材
※牡蠣の乾燥した貝殻は漢方薬に使われます。
https://seikaido.seesaa.net/article/200601article_14.html
五性 「微寒」
五味 「鹹」
帰経 「肝」「脾」「腎」
薬効は
心神不寧による焦燥感、不眠、多夢、動悸、易驚等に
良い「鎮驚安神」
四肢のひきつり、震えに良い「益陰潜陽」
過汗症や寝汗によい「収斂固渋」等
体の乾燥が気になる季節
何かと気忙しく ストレスがたまり
イライラしやすいのも年の瀬が近いこの時期の特徴
乾燥には「血」や「津液」を補い
イライラには心を安らかにしてくれる
ありがたい食材”牡蠣肉”
是非、食べておきたい食材の1つですね。
■食養生・薬膳の過去記事へ
http://seikaido.at.webry.info/theme/e52113f08b.html
■漢方神経科の過去記事へ
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