せいかいどう ひれ酒に酔う

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昨日17日は





二十四節気 「大雪」末候





本朝七十二候では





「大雪」末候





” 鮭の魚群(むらが)る ”





鮭の群れが河川を競い合うように遡上するころとし






中国の七十二候では





「大雪」末候





” 荔挺(めいてい)出(い)ずる ”





寒気が強まり荔挺(おおにら)が芽を出す頃とされます






さて、今年も残すところ半月足らずとなりましたが






冬の食卓の定番と言えば鍋料理





寒い日に家族団欒で鍋を囲み





熱燗を楽しむ





一家の家長として まさにこの上ない幸せなひと時ですが





子供達が皆、成人し





その勤務地である他府県に暮らしたりすると





なかなか鍋を囲む事も少なくなりますね





年末年始で帰省をしても





ほぼ毎日、友人らとの約束の方が優先となりますから





3人の子供達が食卓に揃うのは極めて困難 (苦笑)






そんな中、年末も近い この時期になると





なにわ生まれ なにわ育ちのせいかいどうが





冬の鍋として恋しくなるのは”ふぐ”の鍋





大阪で言う”てっちり”鍋です。





年末は、ちょっと奮発し 大阪の台所 黒門市場へ出掛け
活きた”ふぐ”を選んで捌いてもらい





家族で”てっちり”鍋を囲み 喜ぶ子等の顔を眺め熱燗を
楽しみながら炬燵で酔って寝落ちするのが恒例でしたが・・・





先のような事もあり、ここ数年は自宅で”ふぐ”の鍋を囲む
事も徐々になくなり





出費が減り 嬉しいやら(爆) 





でも・・・ちょっぴり寂しいやらで





今年の年末も揃うか揃わないか 既約のない ”ふぐ”
もうあてにせず





先週末は家人とお寿司さんで”とらふぐ”の握り寿司をつま
みながら




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”ふぐ”の香ばしい”ひれ酒”に酔った せいかいどうでした。(笑)




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最後にお勉強





■ 河豚(ふぐ)



「ふぐ」は利尿を促進し体内の余分な「水」を排出する作用
を持つ「利水滲湿」類の食材。



五性 「温」



五味 「甘」



帰経 「脾」「肝」「肺」




薬効は



むくみやアレルギー症状の緩和や皮膚疾病によい「補虚祛湿」










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