暑熱順化と夏の養生
暦の上ではもう「夏」ですね。
今年の「立夏」は大型連休の最終日 5月6日
連休が明けた途端、先週は季節外れの冬日を記録する
地域が出たりと低温傾向の日が続きましたが・・・
週末から気温が急上昇し 真夏日に近い高温を記録する
地域もあり、体の「夏」モードへの切り替えがとても大変な
今年の5月です。
「暑熱順化」という言葉があります。
気温の上昇に伴う「夏」の暑さに体が慣れることをあらわ
しており、諸説はあるものの人によって数日から数十日
間が目安と言われています。
「暑熱順化」を上手に行う為に最も良いのがウォーキン
グ等の軽い運動で汗腺を開き発汗を促してあげる事、
8月に続き1年で最も紫外線が気になる時期でもあり
ますが、夏バテをせずに今年の夏を乗り切る為には外
へ出て適度な運動が大切な時期でもあります。
ちなみに漢方の古典においても陰暦の4~6月を目安
とする「夏」は春に生まれた万物が「陰」「陽」盛んに交
合成長し繁栄華美となる「蕃秀」は外へ積極的に出掛
ける事が大切と教えます。
※ 蕃秀=陽気が溢れ草花が一面に生い繁り花咲く様
さらに「蕃秀」の夏は日々の心掛けとして
” むやみに怒らない
外へ積極的に出掛ける
気持ちを常に愉快に開放的に保つ
早起きを心掛ける ”
早寝、早起きで体内の「陰」「陽」交合を助けるべき
※子午流注 いつ寝るかが大切の過去記事へ
https://seikaido.seesaa.net/article/200904article_9.html
“ 夏は食事を控えめにし、生冷を求めない
夏は肌膚、大いに開く故、外邪に注意
涼風に久しくあたらない
沐浴の後、風にあたらない
夏は陰気かくれて腹中にある故、食物の消化がおそく
多食しない
温なる物を食べ脾胃をあたためる
冷水を飲まない
生冷の物を忌む
冷水に浴すべからず ”
等とも教えます。
※夏は伏陰 夏至の話へ
https://seikaido.seesaa.net/article/200806article_14.html
史上最長の連休の疲れがまだ・・・
なんて方もいらっしゃるかも知れませんが
あとひと月足らずで始まる日本の蒸し暑い梅雨を考え
ても
体を動かすのに心地良いこの5月にしっかりと適度な
運動で汗を掻き
「暑熱順化」をしておきましょうね。
■漢方講座の過去記事へ
http://seikaido.at.webry.info/theme/6285152e0e.html
■漢方的生き方の過去記事へ
http://seikaido.at.webry.info/theme/b9c61a32d6.html
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