身土不二 秋野菜の湯葉巻を楽しむ

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先週末、休日に楽しんだのが




京都、三条に本店を持つ




”名代とんかつのかつくら”でのランチ



国産食材にこだわる等、食に対して厳しい姿勢で
食材や素材のひとつひとつに心を配るとんかつの
お店。



このお店でせいかいどうがお気に入りのメニュー
は春・夏・秋・冬と四季折々の旬の野菜を湯葉で
巻いて揚げた”季節野菜の湯葉巻きかつ”



まだまだ残暑が厳しい最中ではありますがこの日
のメニューには秋の一品ととし秋野菜の湯葉巻き
かつが登場。


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中の具材は安納芋・銀杏・椎茸・人参・ほうれん





秋が旬の



安納芋は胃腸を元気にし



椎茸は夏バテや秋バテに良く



銀杏は肺の機能回復を助け



人参は胃腸を助け五臓の機能を調和する食材



そして冬が旬の



ほうれん草には血の巡りを助け五臓の働きを助
ける作用があります。



秋の味覚には暑い夏に弱った消化器をはじめと
する五臓の機能を助ける食材が多いと言う事で
すね。



日々の漢方相談で患者さんからよく「何を食べ
れば良いか?」という御質問をいただきますが



薬膳とは特に難しいものではなく山のもの、海
のもの、それぞれの旬を食べる事が大切と御話
させていただいています。



東洋の思想には食に関して次のような言葉があ
ります。



“ 身土不二 ”



大宇宙に対して人は小宇宙、自然界の一部であ
る人は自身の住む土地や、土地の気候風土とは
切っても切り離せないのが道理


自身が住む土地でその季節に生れる恵みを食す
るのが体に最も自然で適してると言う考えです。



普段、私たちは意識する事無く食べていますが
気候が暑い地方では体を冷やす食材やそれを使
った料理、寒い地方では体を温める食材やそれ
を使った料理等、それぞれの土地の気候風土に
合うものが名物だったりするものです。




美しい四季がある国 日本




四季折々に旬の食材が豊かな国 日本




けっして否定はしませんが




月見を模したハンバーガー等で秋を感じるばかり
ではもったいないですよ~




日本の秋の味覚




読者の皆様はしっかり意識し 日々の食卓で楽しみ
ましょうね~




「食物の陰陽」

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