今日の昼ごはん”牡蠣めし弁当”

明日19日は
二十四節気 「寒露」の末候
本朝七十二候では
「寒露」の末候を
“ 蟋蟀(きりぎりす)戸に在り ”
蟋蟀(しつしゅつ 一節にはコオロギの異名とも言われる)
が戸にあって鳴く時節であるとよみ
中国の七十二候では
「寒露」の末候を
“ 菊に黄花有り ”
菊の花が咲く時期とよむとか。
さて、秋が深まってくると
先日の記事に書いた山の”かき”も旬ですが・・・
https://seikaido.seesaa.net/article/201910article_5.html
せいかいどうの大好物
海の”かき”を炊き込んだ
”牡蠣めし弁当”を
御昼ごはんにチョイス
いつもはもっと質素なものを簡単に済ます
事が多い昼食ですが
この日はちょっと贅沢して広島産の大振り
な”牡蠣”を炊き込んだ”牡蠣めし”と五味五色
野菜や肉類のおかずが入った二段弁当を楽し
みながら秋の訪れを感じる昼ごはんとなりま
した。
それでは最後にお勉強
これからが旬、別名 海のミルクとも呼ばれ
る”牡蠣肉”の薬膳効果は以下の通り
■ 牡蠣肉
牡蠣肉は体内の血と津液である「陰液」を
滋養する「補益滋陰」の食材
五性 「平」
五味 「甘」「鹹」
帰経 「肝」「腎」
薬効は
微熱、ほてり、のぼせ、汗、心悸、空咳等
に良い「滋陰養血」
煩熱失眠、心神不安に良い「寧心安神」等
■ 牡蠣殻
牡蠣殻は体内の肝機能に働き、心の不安や
体のしびれや痙攣等に良い「安神平肝」の
薬材
※牡蠣の乾燥した貝殻は漢方薬に使われます。
https://seikaido.seesaa.net/article/200601article_14.html
五性 「微寒」
五味 「鹹」
帰経 「肝」「脾」「腎」
薬効は
心神不寧による焦燥感、不眠、多夢、動悸
、易驚等に良い「鎮驚安神」
四肢のひきつり、震えに良い「益陰潜陽」
過汗症や寝汗によい「収斂固渋」等
秋の深まりと共に気になるのが体の乾燥
そして季節は秋から冬へ
11月、12月と今年も残り少なくなる頃
には何かとストレスもイライラも多いもの
そんな秋から冬は旬の”牡蠣”
おすすめです~
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