余寒をはらう 立春の次候

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今日8日は




二十四節気 「立春」次候




本朝七十二候では




「立春」次候




” 黄鶯睍睆(うぐいすなく) ”




寒さがまだ厳しい中でも鶯はいち早く春
を感じ山里で美しい鳴き声をあげ始める
時節とし



中国の七十二候では




「立春」次候




” 蟄虫(ちっちゅう)始めて振るう ”




冬の間、土中に籠もり寒い冬を越した虫達
が「春」の気を感じ体をゆり動かし始める
頃とされます。



※ 前記の体をゆり動かしはじめた「蟄虫」
が戸を開き地上にあらわれるのが3月5日、
二十四節気の「啓蟄」




さて、先週は節分の福豆



立春の豆腐、立春仕込みの味噌と大豆繋が
りの話題が続いたせいか



お口がすっかり”味噌煮込み”の口に・・・



そこで先週末のランチは



八丁味噌の風味も豊かな



”味噌煮込みうどん”を一択



暦の上では春とはいえ



まだまだ余寒が厳しいこの時期



余寒をはらい



体を芯まで温めてくれる



熱々の土鍋で食べる味噌煮込みうどん



軽く熱燗を飲みながら麺をすすると



お昼からほろ酔いでもう夢気分です~♪




体内で女性ホルモン、エストロゲンに
似た作用をすると言われるイソフラボ
ンが含まれる大豆食品

その中でも麹菌で発酵した味噌は他の
大豆食品に含まれるイソフラボンとは
違い、体内への吸収効率が非常に高い
アグリコン型のイソフラボン


近年、女性向けに様々な洋風スープを
提供するお洒落な専門店が増えていま
すが・・・


まずは世界に誇る日本の食文化を見直し


毎日の”お味噌汁”習慣


女性の日々の健康維持にはとても役立つ
のですよ。



■ 味噌


五性 「寒」


五味 「鹹」


帰経 「脾」「胃」「肝」「腎」


薬効は


体にこもった余分な熱を収め解毒する
「清熱解毒」


ストレスを解消する「除煩」等


現代においては動脈硬化等の予防や
女性には骨粗しょう症の予防に良いと
されますが塩分が多い為、摂取量には
注意が必要。





※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




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