緊急事態下の豆ごはん 立夏の次候

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今日10日は





二十四節気 「立夏」次候





日本、中国共に





七十二候では






「立夏」次候






” 蚯蚓(みみず)出(いず)る ”





「立夏」となり夏の気が地上に立ち始め地中の
蚯蚓も地上へと這い出て来る頃とされます。




※七十二候の冬至の初候に寒気にたまらず地中
 で固まった蚯蚓が活動を再開するのが立夏の
 次候。




さて、新型コロナ感染拡大による緊急事態の延
長下においても暦の上では「夏」となり


この時分に食べたくなるのが旬の野菜”豌豆”
使った豆ごはん。


せいかいどうが大好きな初夏の味でもあり、コ
ロナ過で何かとストレスが多い今、体内に滞っ
「気」の流れを良くするありがたい食材です。




■ 豌豆 えんどうまめ


”えんどうまめ”は体内の「気」の巡りを良くし
臓腑の働きを調整する「理気」の食材



五性 「平」


五味 「甘」


帰経 「脾」



薬効は


食欲不振、嘔吐、下痢によい「健脾益気」
「健胃利湿」



吹き出物や外傷腫毒等に良い「解毒利水」


口の渇き、産後の乳汁不足に良い「生津通乳」



あ!忘れていました。


豆ごはんと言えば関西の初夏の風物詩でも
ありますが・・・


実はこの”えんどうまめ”、グリーンピースと
も呼ばれますが
関西人が豆ごはんに使うのは青臭さが無いよ
うに品種改良された”うすいえんどう”


豆本来の香りを残し薄い内皮の為、食感にも
優れています。



但し、この”うすいえんどう”は傷みやすく
日持ちがしない為、ほぼ関西地区でしか流通
しないのだとか。


そんな事情もあり


”えんどうまめ”で炊く豆ごはんは全国区にな
ってないようですね。




エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




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