眠くて仕方ない 湿邪と嗜眠

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月末の今日31日は





二十四節気 「小満」末候





本朝七十二候では





「小満」末候





” 麦秋(むぎのとき)至る ”





熟した麦が畑一面を黄金色に染める時候とし






中国の七十二候では





「小満」末候





” 小暑(しょうしょ)至る ” 





二十四節気の「小暑」にはまだひと月ほどあり
ますが夏の訪れ、夏の暑さを感じ始める時節と
されます。






さて、



雨が降り



湿度の高い梅雨



その梅雨時期に多い漢方相談に



寝ても寝ても眠くて仕方ない



睡眠不足でもないのに日中



目を開けていられないほど眠く



知らない間に寝落ちしている事も多い




というものがあります。



漢方ではこのような状態を



” 嗜眠 しみん ”



と呼び



その原因は梅雨時期に増える「湿邪」と五臓
「脾・胃」の関係にあると考えます。



過去記事も書いていますが



漢方では人もまた自然界の一部であると考え
る為、梅雨に入り湿気が増えるにつれ、人も
また「湿邪」に侵されやすくなり

「湿邪」消化器の働きを低下させると考え
ます。



そして、これらの状態をそれぞれの症状に合
わせ「湿邪困脾」「脾気虚弱」等と呼ぶの
ですが


頭や体が重怠い


口中がネバつく



味の濃いもの、脂っこいものを食べ過ぎ
等の傾向がある人は「湿邪困脾」


主に食後が眠く


気力がなく疲れやすい


食欲がない


軟便等の傾向がある人は「脾気虚弱」



体質の違いこそあれ、いずれも「湿邪」
影響による消化器の機能低下に原因がある為



体内の「気」の巡りを助け、体内に滞った
「湿邪」を取り除く漢方処方の服用



そして運動や入浴で適度に汗を掻く


お酒や味の濃い物、脂っこい物、甘い物の
食べ過ぎ、飲みすぎに気をつけ腹八分
が大
事となります。



梅雨時期



特に雨の日は眠くて眠くて



仕事も家事も勉強も手に付かない



そんなあなたは単に寝不足ではなく



体内に滞った「湿邪」による



消化機能の低下が原因の



”嗜眠”かも知れませんね。





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