白露の次候

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昨日12日は





二十四節気 「白露」次候





本朝七十二候では





「白露」次候





“ 鶺鴒(せきれい)鳴く ”





川や沼など水辺で鶺鴒が鳴き始める時節とし





中国の七十二候では





「白露」次候





“ 玄鳥(げんちょう)帰る ”





春に飛来した玄鳥(つばめ)が南の地へ越冬
の為、帰って行く頃とされます





そんな、秋の日の休日




おやつに食べたのが旬の味




”さつまいも”





■ 薩摩芋、甘藷 (さつまいも)


南米ペルーが原産地とされコロンブスがスペ
インに持ち帰った事で世界に普及したという
”サツマイモ”は日本には中国を経て1698
年に薩摩に伝来。

”さつまいも”の薬膳効果は五臓六腑の働きが
衰えた「気虚」に効果があるとされる「補気」
の食材


※余談ですが1698年と言えば日本史では
江戸前期の元禄11年

忠臣蔵で有名な江戸城松の廊下での刃傷事件
が元禄14年なのでその数年前に日本へ伝来
した事になります。



五性 「平」



五味 「甘」



帰経 「肺」「脾」「腎」「肝」




主な薬効は



食欲不振、脾胃の虚弱、無気力に良い
「健脾益気」



腸の働きを助け便秘に良い「潤腸通便」



母乳の出を良くする「通乳」



黄疸に良い「退黄」



その他にも美肌、コレステロールの分解、
ガンの抑制等に効果があるとされています。




朝晩に肌寒さ感じる事もあるこの時期は




夏の疲れが心と体に色濃く出始める頃でも
あります。



夏の疲れから秋バテを起こしているあなた



元気が無い、気力が出ない、ネガティブな
事ばかり考えてしまう



心身が弱ってるあなたには「補気」”サツ
マイモ”
は食べて薬になる秋の味覚です。





※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




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