冬瓜で飲む 小寒の末候

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小正月とも呼ばれる



明日15日は



「小寒」末候



本朝七十二候では



「小寒」末候



“ 雉始めて雊(な)く ”




一方で中国の七十二候では



「小寒」末候



“ 野雉始めて雊く ”とします



野が付くか付かないかの違いですが二十四
節気の「立冬」の末候で陰陽思想に基づき
天(陽)を飛ぶ鳥である雉が海に入りて地
(陰)の生物である蜃(おおはまぐり)と
なったものの春が近づくにつれ再びもとの
姿へ

これもまた「一陽来復」思想が影響してい
るものと思われます。



さて、おおはまぐりがキジに戻るという思
想に合わせるかのようにせいかいどうもし
ばらく休んでいた河川敷でのランニングや
ウォーキングを再開

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先週末からの連休は3月並みの気温と言う
事もあり陽射しを浴びながらとても快適に
体を動かし良い汗をかけました。


そして恒例の昼飲み2日目

前日の肴が海の高麗人参と言われるほど
食薬効果が高い「なまこ」でしたが

なまこの記事へ

https://seikaido.seesaa.net/article/202201article_2.html


翌日は”冬瓜”


”冬の瓜”とは書きますが


当ブログの読者の皆様なら御承知のよう
に本来の収穫期、旬は夏から秋


名の由来はいろいろあるようですが夏季
に収穫した瓜を追熟しながら保存し季節
外れの冬に食べる事が出来、珍重された
というのが一般的な話のようです。


皮や種子も漢方薬として使われる”冬瓜”


その薬効も夏野菜らしく主な作用は体内
の余分な熱を下ろす清熱、利尿

※冬瓜の種「冬瓜子」は痰を溶かす化痰薬



そこで例のひれ酒のあてとして考えた
調理法は


臓腑機能を高め「気」を補い体を温める
”とり肉”のミンチと発汗を助け体表部に
あるウイルス等の邪気を払う”葛”、くず粉
を使い和風だしであんかけにしました。


昼間っから飲む、休日のひれ酒に”冬瓜”
の鶏ミンチあんかけ


いや~最高に美味かったです。


飲んだアルコールの排出を助け、胃腸に
も良く風邪予防にもなり、もう言う事な
しです♪(笑)




■ 冬瓜


”冬瓜”は人体の水液代謝を調整し余分な
「水」を取り除く「祛湿」類の食材。


五性 「微寒」


五味 「甘」「淡」


帰経 「肺」「大腸」「膀胱」


主な薬効は


熱中症等の暑熱を収め、むくみ、尿量
減少に良い「清熱解毒」「利尿」


消渇、口渇に良い「生津止渇」


※妊婦中の多食は避けた方が良いとされ
ます。




※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




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