コロナ過の花粉症治療
明日9日は
二十四節気 「立春」の次候
本朝七十二候では
「立春」の次候を
” 黄鶯睍睆(うぐいすなく) ”
寒さがまだ厳しい中でも鶯はいち早く春を
感じ山里で美しい鳴き声をあげ始める時節
とし
中国の七十二候では
「立春」の次候を
” 蟄虫(ちっちゅう)始めて振るう ”
冬の間、土中に籠もり寒い冬を越した虫達
が「春」の気を感じ体をゆり動かし始める
頃とされています。
※ 前記の体をゆり動かしはじめた「蟄虫」
が戸を開き地上にあらわれるのが3月5日、
二十四節気の「啓蟄」
さて、暦の上では「立春」とはいえ
「立春」寒波の到来で
春は名ばかりの余寒にふるえる毎日ですが
今年もまた花粉の飛散時期が近づいて来ま
したね。
実際にはすでに微量の花粉は飛びはじめて
いるようで先週あたりから目の周りが痒い
鼻の奥がムズムズするという患者さんから
のお声もいただいています。
新型コロナ禍で迎える3回目の花粉シーズン
新型コロナウイルスの度重なる感染拡大に
よって季節に関係なくマスクが手放せなく
なり
ここ数年、聖快堂に関して言えば花粉症の
治療を直接の目的とした漢方をお出しする
事は非常に少なくなっています。
多くの患者さんはマスクの着用と漢方相談
を通し学んでいただいた五官の「鼻」と母
子にあたる五臓の「脾」との関係
さらに鼻汁を増やしたり鼻詰まりを起こさ
ない為、冷たい飲み物や食べ物で「脾・胃」
を冷やしたりない養生の徹底
体を花粉だけではなく様々なウイルス等か
ら守る目に見えないバリア「衛気」の力を
高める生活習慣、食習慣を送っていただく
事で花粉によるアレルギー症状も軽くなり
漫然と抗アレルギー作用のある薬を飲み続
けるのではなく
マスクと漢方の鼻炎薬を最低限の服用にて
上手に花粉症と付き合われています。
マスクの常時着用が常識になっている新型
コロナ禍の今だからこそ
食習慣や生活習慣、漢方による体質改善で
辛い花粉症を治療してみませんか??
※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。
(お知らせ)
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