夏至 筋肉は水分貯蔵庫

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今日21日は




二十四節気「夏至」




1年の中で最も日照時間が長くなるといわ
れる頃です。




本朝七十二候では




「夏至」初候




” 乃東(だいとう)枯(かる)る ”




季節が夏に至り草や木が大いに繁る中、「冬至」
の頃に緑の目を出して成長した乃東(夏枯草の
古名)のみは「夏至」の訪れと共に枯れていく
頃とし




中国の七十二候では




「夏至」初候




” 鹿角(しかつの)を解(お)つ ”




「陽」の象徴たる雄鹿の角が解つ(落ちる、脱
げる)時節であるとします




※ 一陽来復の「冬至」から盛んになりはじめ
た「陽」の気運は「夏至」に至って極まり、極
まった「陽」は「陰」へと転じる為、「夏至」
を境にこれからは「冬至」に向け日々「陽」の
気運=日照時間も短くなるという考えです。





さて、梅雨なので当然とはいえ湿度が高く蒸し
暑い日が続きますね。



熱中症の危険もある中、ついつい冷房の効いた
室内で水分を摂りながら涼しく過ごしていたく
なるのが人情ですが・・・



意外と見落としがちなのが筋肉と体水分の関係



筋肉組織は身体の水分貯蔵庫でもあり全身の水
分の40数パーセントは筋肉に貯えられていま
す。



活動量の低下は筋肉の質と量を落とし、その結
果として体内の水分貯蔵量の予備能力が低下



また筋肉量の低下は末梢血流にも影響を与え、
循環機能が低下し、脚の浮腫み等の体水分の
偏在となり



脱水症や熱中症のリスクを高めると言われて
います。


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水分をあまり含めない脂肪を燃焼さ体の水分
貯蔵庫たる筋肉を増やす為にも適度な運動は
欠かさない様に日々気をるけましょう。




※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




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