愛犬の看護と「夏至」の末候

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明日2日は




二十四節気 「夏至」末候




七十二候では




日本、中国共に




「夏至」末候




” 半夏(はんげ)生ず ”




漢方処方を構成する生薬の1つとしてよく
使われる半夏(はんげ=からすびしゃく)
が田畑の傍に自生する頃でとされます。


生薬 半夏の話は過去記事へ

https://seikaido.seesaa.net/article/200606article_9.html



※尚、“半夏生”の語源は前述の生薬「半夏」、カ
ラスビシャクが生える頃という説や「半夏生」の
呼び名を持つ片白草の葉の一部が白く「半化粧」
する事から付いたという説もある。





さて



気象において



史上最速の梅雨明け等



史上初を日々更新するという記録ずくめ
だった6月の猛暑


その暑さに加え高齢の為、体調を大きく
崩した16歳と11ヶ月の我が家の愛犬


一時は丸2日以上、何をあげても口を固
く閉じたまま


元々3キロ弱だった体重が抱き上げるた
びに軽くなっていくのがわかり


心の準備が必要かなとさえ思う状態とな
っていました。


漢方相談におみえになる患者さんからも
励ましのメールを頂戴したりと営業時間
を含めお客様や読者の皆様にも大変ご迷
惑とご心配をおかけしいましたが

その後、自宅での家族の看護や療養の甲
斐もあり、今日現在はペースト状の柔ら
かいものとドライフードを半々に混ぜた
食事を日に三度、他にもリンゴやスイカ
等の大好きな果物をオヤツに食べること
もできるまでになり

散歩も早朝と夜の涼しい時間に10分程度
を日に2回こなせるくらいにまで回復し
ています。

ただ、高齢犬だけにこの異常な暑さの中
、V字回復とはまいりませんが引き続き、
食養生と漢方、適度な運動等で療養を続
けながらこの記録ずくめの酷暑の夏を乗
り切りたい思います。


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最後に季節が丸々ひと月は進んだかのよ
うなこの酷暑に御体調を崩し漢方相談を
望まれる方がこの1週間は特に目立って
います。


体が暑さに徐々に慣れるまで皆様も無理
はなさらぬよう御体御自愛くださいませ。




※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




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