大暑の手ぬぐい生活
暑い日が続きますね。
1年で最も暑い頃とされる「大暑」
体を動かすと額から
そして胸元や背中からも
玉のようになって流れる汗
体温を下げ調節する為に体表部に出て来る
ありがたい汗ではありますが・・・
やはり大量の汗を掻くと
それを拭きとらずにはまいりません。
そんな時、読者の皆様は
何で汗を拭きとりますか???
乾いたタオル?
それとも濡らしたタオル??
どちらが良いかと言うと汗を掻いた体表面か
ら蒸発する水分量を増やしサラサラしたいな
ら断然、濡れタオルだそうです。
でも、それは分かってはいても水道等で一度
タオルを濡らすと置き場所や持ち運びが面倒
なのも事実。
コンビニ等に立ち寄れば使い捨てが出来る便
利な清涼剤の入った汗拭きシート等も売って
はいますが・・・
毎日毎日1日何枚も使うとなると決して安く
もなく、エコでもない。
そこでせいかいどうが毎年、初夏の頃から秋
の彼岸の頃迄
手放す事無く愛用するのが日本”手ぬぐい”
切りっぱなしのガーゼのような薄い生地の手
ぬぐい
仕事の時も休日の屋外でも日中は汗を掻いた
ら水道でジャブジャブ濡らして固く絞り顔や
首、手足や体も拭き拭き
拭いた後は再びジャブジャブ洗い扇風機の前
に掛けておけば瞬く間に乾燥
外で濡らしてもタオルと違い、軽く薄いので
手に持ったり、腰に吊ったり、首元に掛けて
おけばこれまたすぐに乾燥
そして帰宅後はそのままお風呂で石鹸をつけ
て体をゴシゴシ
さらにお風呂上りはバスタオル等、使わなく
ても手ぬぐいで体表部の水分を拭って終了
結局、夏の間は手ぬぐい1本で事足りる毎日
です。
現在、愛用中の手ぬぐいは4本
奥の柴犬がサーフィンをしている柄と亀紋様
はすでに3年使い込みかなりくたびれてはい
ますがその薄さと柔らかさが心地良く手離せ
ません。
手前の2本は今年の夏におろした江戸の祭り
はっぴ柄と西瓜をモチーフにしたパッチワー
ク柄
※柴犬のサーフィン柄は1番のお気に入り、
予備に新品をストックしていますが3年使い
込んだのと新品の比較画像がこれ
かなりくたびれてますが柔らかくて使い心地
は最高
ついつい古い方に手が伸びるんです♪
すべて横浜にある濱文様という手ぬぐいメー
カーの物
ふかふかな洋タオルの肌触りもそれはそれで
良い物ですが
高温多湿な日本の夏には
その気候風土に合わせ
日本人の英知が生んだ伝統の手ぬぐい
身土不二
漢方の養生においても
自身が住む土地の旬の物を食べ
自身が住む気候風土に合わせた生活が
大切と教えています。
夏の手ぬぐい生活 はじめてみませんか。
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