処暑と鮭の酒びたし

今日23日は
二十四節気 「処暑」
暑さもようやく峠を越し
涼風が吹き始める頃とされます
本朝七十二候では
「処暑」の初候を
” 綿の柎(はなしべ)開く ”
綿の花が咲く頃とし
中国の七十二候では
「処暑」の初候を
“ 鷹(たか)乃(すなわち)鳥を祭る ”
鷹が捕った獲物をすぐには食べずにしばら
く並べて置く習性に人が供え物で先祖を祭
るのに重ねてたとか
さて、涼風が吹くとは言っても
週間予報を見る限り
まだまだ猛暑日や熱帯夜からの解放にはも
う少し時間がかかりそうですが・・・
それでも甲子園での球児達の熱戦が終われ
ばどこかしら真夏とは違う秋めいた乾燥し
た空気を肌で感じるせいかいどうです。
最後に写真はお盆に新潟を旅した知人から
のお土産

佐渡の日本酒の飲み比べと秋鮭の身に荒塩
をすりこんだ後、数日置いて水洗いし浜風
で半年間の時間をかけ寒風干しにして仕上
げた”鮭の酒びたし”をいただきました。
お皿に出した寒風干しの鮭の身に佐渡の日
本酒をかけ酒びたしにしておろし生姜と共
に・・・

干し鮭のおつまみはよくありますが酒びた
しで食べるのははじめて
しっとりした食感と生姜の薬味もマッチし
ぬる燗にした佐渡の銘酒と共に
休日の晩酌を美味しく楽しみました♪
■ 鮭
“鮭”は人体の「裏」を温め冷えを解消し「陽」
を起こし「血」を巡らし「寒」を散らす
「温裏」類の食材
※「裏」とは臓腑、血脈、骨
五性 「温」
五味 「甘」
帰経 「心」「肝」「胃」
薬効は
胃を温め胃腸機能の回復を助ける
「暖胃和中」
疲れ、めまい、むくみ、下痢に良い
「補益気血」等
■ 日本酒
五性 「温」
五味 「甘」「辛」「苦」
薬効は
血行を良くし瘀血を散らす「活血散瘀」
喉の渇きを収め、ストレスを解消する
「止渇除煩」等
※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。
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