霜降の次候と裸足

明日２８日は




二十四節気 「霜降」の次候




本朝七十二候では




「霜降」の次候を




”　霎（こさめ）時（ときどき）施（ふ）る　”





秋も終わりが近づき





小雨がしとしとと侘しく降る頃とし






中国の七十二候では





「霜降」の次候を





”　草木黄落す　”





霜が降り、黄ばんだ草木の葉が枝からはらは
らと落ちていくころとされます。




さて、来月７日の「立冬」を前に季節は晩秋
となり朝晩の冷え込みと日中との温度差が大
きいこの時期


先日の記事にも書きましたが鼻炎等の寒暖差
アレルギーの他、自律神経を乱している患者
さんが目立ちます。


そんな患者さんに漢方相談で詳しく日々の生
活スタイルを問診するとある共通点が。


それはまだ真冬でもないからと自宅で裸足で
過ごしたり・・・


外出時も足首を出した短いソックスを履いた
りする事が多いという事


季節は秋から冬へ


換節期は


体もまた冬に向けては体表部の汗腺を徐々に
閉じ体の中の熱を逃さず体温を維持する事で
寒さや冷たさに体が慣れて行く”寒冷順化”の
時期です。


ところが太い血管の通る首、手首、足首の３
つの首を冷やしてしまうと体が冷えやすく、
自律神経も乱れてしまい”寒冷順化”が上手く
出来なかったりします。


古来より「頭寒足熱」と言われるように足や
足首をはじめ下肢を冷やさない事は血行を維
持し免疫力を低下させないためにとても大切
な事。



ここしばらくの気温の寒暖差に



体調があまりよくないというあなた



自宅の中だからと裸足で過ごしていませんか？



外ではコートやダウンコート等で防寒対策を
している一方で抜け感を意識し短い足首が出
るソックスを履いたりはしていませんか？


今一度、日々の服装や生活習慣をチェックし
てみましょうね。




※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法やデマには気をつけましょう。



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