牡蠣食べ冬を待つ 霜降の末候

IMG_4084 (002).jpg




まずはお知らせです。



明後日3日は文化の日、定休日の為、漢方相談
を休みます。


明日2日の15時以降にいただいたメール等で
の御注文、お問い合わせは翌営業日4日以降と
なりますので御了承くださいませ。




さて、明日2日は




暦の上では秋も最終盤




冬隣の




二十四節気 「霜降」末侯




本朝七十二候では




「霜降」末侯




“ 楓(もみじ)蔦(つた)黄(きば)む ”




紅葉や蔦の葉が黄み秋が深まる頃とされ





中国の七十二候では




「霜降」末侯




“蟄虫(ちっちゅう)咸(ことごと)く俯(ふ)す”




虫たちも地中の穴にもぐり越冬に備え、うつ
むき動かなくなる頃とされます。



※ その虫たちが再び地上に姿を見せるのが
来春の「啓蟄」




最後に写真は



せいかいどうが大好きな冬の味覚



牡蠣フライ



五季「秋」五気「燥」



秋も深まり乾燥も気になる時期だけに



血液をはじめとする体液を養う



海のミルクとも呼ばれる「カキ」



地中にもぐり冬を越す虫達と違い



冬も活動を続ける人だけに



冬を元気に越す体力作りに励み



休日の運動でたっぷり汗を掻いた後に楽しむ



昼飲みのビールのつまみに「牡蠣フライ」



いや~最高です♪


IMG_4086 (002).jpg




■ 牡蠣肉


牡蠣肉は体内の血と津液である「陰液」を滋養
する「補益滋陰」の食材


五性 「平」


五味 「甘」「鹹」


帰経 「肝」「腎」



薬効は


微熱、ほてり、のぼせ、汗、心悸、空咳等に良い
「滋陰養血」


煩熱失眠、心神不安に良い「寧心安神」



■ 牡蠣殻

牡蠣殻は体内の肝機能に働き、心の不安や体の
しびれや痙攣等に良い「安神平肝」の薬材


※牡蠣の乾燥した貝殻は漢方薬に使われます。

https://seikaido.seesaa.net/article/200601article_14.html



五性 「微寒」


五味 「鹹」


帰経 「肝」「脾」「腎」



薬効は


心神不寧による焦燥感、不眠、多夢、動悸、易驚
等に良い「鎮驚安神」


四肢のひきつり、震えに良い「益陰潜陽」


過汗症や寝汗によい「収斂固渋」




※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




(お知らせ)

Zoom(ズーム)によるビデオ漢方相談

新型コロナウイルスの感染拡大防止の為
パソコンやスマホで使えるアプリ「Zoom」
によるビデオ漢方相談を御利用いただけます。

御希望の方はメール又は御電話で詳細を
御問い合わせくださいませ。






■食養生・薬膳の過去記事へ

http://seikaido.at.webry.info/theme/e52113f08b.html


■漢方的生き方の過去記事へ

http://seikaido.at.webry.info/theme/b9c61a32d6.html




■聖快堂のホームページ

http://www.seikaido.com



漢方、生薬由来の医薬品及び漢方食品の通信販売に
関する御問い合わせ、御相談は御電話またはメール
にてお願いします。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック