牡蠣食べ冬を待つ 霜降の末候
まずはお知らせです。
明後日3日は文化の日、定休日の為、漢方相談
を休みます。
明日2日の15時以降にいただいたメール等で
の御注文、お問い合わせは翌営業日4日以降と
なりますので御了承くださいませ。
さて、明日2日は
暦の上では秋も最終盤
冬隣の
二十四節気 「霜降」の末侯
本朝七十二候では
「霜降」の末侯を
“ 楓(もみじ)蔦(つた)黄(きば)む ”
紅葉や蔦の葉が黄み秋が深まる頃とされ
中国の七十二候では
「霜降」の末侯を
“蟄虫(ちっちゅう)咸(ことごと)く俯(ふ)す”
虫たちも地中の穴にもぐり越冬に備え、うつ
むき動かなくなる頃とされます。
※ その虫たちが再び地上に姿を見せるのが
来春の「啓蟄」
最後に写真は
せいかいどうが大好きな冬の味覚
牡蠣フライ
五季の「秋」は五気の「燥」
秋も深まり乾燥も気になる時期だけに
血液をはじめとする体液を養う
海のミルクとも呼ばれる「カキ」
地中にもぐり冬を越す虫達と違い
冬も活動を続ける人だけに
冬を元気に越す体力作りに励み
休日の運動でたっぷり汗を掻いた後に楽しむ
昼飲みのビールのつまみに「牡蠣フライ」
いや~最高です♪
■ 牡蠣肉
牡蠣肉は体内の血と津液である「陰液」を滋養
する「補益滋陰」の食材
五性 「平」
五味 「甘」「鹹」
帰経 「肝」「腎」
薬効は
微熱、ほてり、のぼせ、汗、心悸、空咳等に良い
「滋陰養血」
煩熱失眠、心神不安に良い「寧心安神」等
■ 牡蠣殻
牡蠣殻は体内の肝機能に働き、心の不安や体の
しびれや痙攣等に良い「安神平肝」の薬材
※牡蠣の乾燥した貝殻は漢方薬に使われます。
https://seikaido.seesaa.net/article/200601article_14.html
五性 「微寒」
五味 「鹹」
帰経 「肝」「脾」「腎」
薬効は
心神不寧による焦燥感、不眠、多夢、動悸、易驚
等に良い「鎮驚安神」
四肢のひきつり、震えに良い「益陰潜陽」
過汗症や寝汗によい「収斂固渋」等
※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。
(お知らせ)
Zoom(ズーム)によるビデオ漢方相談
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