越冬の為 食事の量増やしました。
週末の27日は
二十四節気 「小雪」の次侯
本朝七十二候では
「小雪」の次侯を
“ 朔風(きたかぜ)葉(このは)を払う ”
北から吹いてくる風が木の葉を払いのける頃
とし
中国の七十二候では
「小雪」の次侯を
“ 天気上騰し地気下降す ”
天地の気が上下逆さになる頃だと言います。
さて、天地の気は逆さになり
朔風に枯葉が舞う頃となれば寒気もまた身に
しみる頃ですが・・・
体温
体温は1年を通して同じではなく
1年で最も寒いとされる1月下旬の大寒から
2月上旬の立春の頃と
1年で最も暑いとされる7月下旬の大暑から
8月上旬の立秋の頃では
平均体温を比べてみると個人差こそあれ夏は
低く冬は体温が高くなる傾向にあり
冬の方が体を寒さから守る生体恒常性を維持
する為、基礎代謝が活発になるからです。
夏と比べ冬の方が約10%ほど上がると言わ
る基礎代謝
その基礎代謝の燃料となるのはもちろん日々
の食事
我が家では愛犬達の食事の量を今月下旬から
10%増量
体重を少し増やす事で体力、免疫力をUPし
元気に冬を越せるように越冬準備に入りまし
た。
近年、冬になると漢方相談の場でも
慢性的な疲労感やうつ感
免疫力の低下
口内炎、肌荒れ、手足の痺れや食欲不振等
冬型栄養失調とも診られる訴えが
若い女性患者さんに目立ちます。
寒いからと冬眠するわけにもいかない
社会的存在である人こそ
心と体の健康には
夏以上に冬はしっかりと
海の幸、山の幸、五味五色の食材
エネルギーの源となる糖質や蛋白質、脂質、
エネルギーの代謝に必要な様々なビタミン
群を摂らねばなりません。
東洋医学における薬膳思想にも
”冬令進補 春天打虎”
という言葉があるように
冬の間に摂る食事や漢方等による養生は
虎をも打ち倒す翌春の体力貯金になると教
えます。
この冬は新型コロナ第8波に加えインフル
エンザのW流行?
そんなウイルス に負けない為にも基礎代謝
をあげ免疫力アップ
この記事を読んだあなたも
今夜から食事の量を少し増やしては見ませ
んか??
(追記)
基礎代謝をあげるには食事だけでなく運動
と筋肉量も大切
17歳と4か月になる愛息は木枯らしが吹
く寒い日も必ず朝夕とボアパーカー等を着
て散歩を欠かしません。
13歳と1か月の愛娘は散歩より暖かい室
内でゴロゴロして過ごす方が好きなようで
す。(笑)
※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。
(お知らせ)
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