連休と寝だめと穀雨の次候

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今日25日は



二十四節気 「穀雨」次候



本朝七十二候では



「穀雨」次候



” 霜止(しもや)みて苗(なえ)出ずる ”



霜も止み、苗代では稲の苗が生長する頃




中国の七十二候では



「穀雨」次候



”鳴鳩(めいきゅう)其羽(そのはね)を払う”



鳴鳩が羽を払いはたき清める時節だとか



※鳴鳩=「いかるが」、一説には鳩または郭公
(かっこう)




さて、今週末から始まるGW



数年ぶりに



新型コロナ関連の様々な規制がない大型連休
となるだけに旅行等、行楽を楽しむ予定を立
てている方も多いはず


その一方で日々の疲れを癒すべく敢えて人混
みを避けて自宅で心ゆく迄、「寝だめ」をし
たいと言う方も多いのではないでしょうか?


ところが普段の寝不足を補うつもりの休日の
「寝貯め」不眠や抑うつの発症頻度と関係
するという研究もあったりします。


コンビニ等を含め24時間営業が当たり前と
なって久しい現代社会ですが

やはり、人は太古の昔から日の出と共に目覚
め活動し、日の入と共にて眠むるように体に
プログラミングされているのも事実。

その長い人類の歴史の中で作られた体内時計
は24時間型社会とは関係なく今も不変と言
えます。

人は朝日を見ると脳の視床下部あるに体内時
の周期(24.5~25時間)から起こる
毎日の30分~1時間という微妙なズレや狂
いがリセットされ体温や血圧、ホルモンの分
泌が正常に調整されると言うのはよく知られ
た話です。


楽しいGW明けに多いのが


めまい、吐き気、食欲不振、便秘、下痢、睡
眠障害等の適応障害の訴え



いわゆる「五月病」ですね。


「五月病」の原因は新年度が始まり1か月、
職場や住環境等、様々な環境の変化やストレ
スが原因とも言われますが

一方で連休中の不摂生による体内時計の乱れ
が原因だったりする場合が少なくありません




連休だからと


連日の夜更かし


目が覚めたらもうお昼過ぎだった


睡眠時間は普段以上に取ったはずなのに


どうも体調は優れない


そんな休日の間の睡眠習慣や「寝貯め」体内
時計
や自律神経の乱れを招かない様にしましょ
うね。



5月の連休明けに増える「適応障害」の予防に
は連休の間も普段と変わらない時間に起きて朝
日をしっかり浴びる習慣をおすすめします。





※ エビデンスを伴わない
「新型コロナウイルス」
便乗商法には気をつけましょう。




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