梅雨の夜、薬になる晩酌の肴 小暑の次候

IMG_9830.jpg 小暑の次候




今日12日は




二十四節気 「小暑」次候




本朝七十二候では




小暑次候




” 蓮(はす)始めて開く ”




蓮の花が咲き始める頃とし




中国の七十二候では




小暑次候




” 蟋蟀(しつしゅつ)壁に居(お)る ”




蟋蟀 きりぎりすが壁にとまり鳴き始める
時候とします。




さて写真は



高温多湿なある日の晩酌の肴



旬の夏野菜”獅子唐辛子”



そして大好きな小魚”ジャコ”を一緒に醤油や
砂糖で絡めて炒めたもの。



ちょうど冷蔵庫に昭和世代としてはこれを見
ると妙にテンションがあがる赤ウインナーが
あったのでこちらも投入。



仕事が終わり



帰宅して風呂を浴びた後



冷えたビールの喉越しを楽しみながらつまむ



シンプルな”獅子唐のじゃこ炒め”最高です♪



同時に


体内に生じた余分な「熱」を収める旬の夏
野菜”獅子唐”と臓腑機能を高める「補気」
作用を持つ魚”鰯 いわし"は冷たいものや生
ものを摂る機会が増える高温多湿な梅雨時
期は薬になる酒の肴でもあります。



詳しくは下記の通り



■ 獅子唐辛子



五性 「平」



五味 「微辛甘」



帰経 「心」「胃」「腎」




体内の余分な熱を収め、イライラに良い
「清熱除煩」



肝にこもった余分な熱を収め、食欲不振に
良い「平肝和胃」



※南米原産の唐辛子には辛味種と甘味種が
ありますが”ししとう”は甘味種で同じナス
科のピーマンとほぼ同じ成分を持つとされる。




■ じゃこ 


カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ
等、鰯類の仔魚



五性 「温」



五味 「甘」



帰経 「脾」




薬効は



「気」「血」の虚弱や、息切れ、めまい、
むくみ等に良い「補益気血」





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