失われた体液を潤燥する 立秋の末候

o0240032.jpg




今日18日は



「立秋」末候



本朝七十二候では



「立秋」末候



” 蒙(ふか)き霧(きり)升降(まとう) ”



もうもうとした濃い霧がまとわりつくように
立ち込める頃とし



中国の七十二候では



「立秋」末候



” 寒蝉(ひぐらし)鳴く ”



ひぐらしが鳴き始める頃(秋に鳴く蝉をさす
場合も)とします




さて、6日間のお盆休みをいただいた聖快堂
ですが・・・


お盆の後半は台風7号の影響により各地で交
通網が大きく乱れ大変なお盆となりましたね。


また、台風による豪雨災害の被災地にお住い
の皆様には心からお見舞い申し上げます。


せいかいどう自身は台風が最接近した15日
以外はほぼ毎日、午前中は運動でたっぷりの
汗を掻き、その後は朝風呂と昼飲み、そして
愛犬達と一緒に昼寝の毎日


そして、せいかいどうが運動で大量に失われ
た体液を補うべく毎日食べてたのがこれから
が旬の秋果実”梨”



”梨”はその90%が水分であり、夏に失われ
た体液を補う為の自然界からの贈り物


また、”梨”に含まれるアスパラギン酸やサポ
ニンは夏バテの疲れた体にも有効な薬になる
果実でもあります。



■ 梨


東アジアやヨーロッパを原産とするバラ科の
”梨”は体液を補い体に潤いを与える「生津」


呼吸機能を調整し、咳、多痰、喘息に効く
「止咳平喘」の薬膳効果のある果実



五性 「涼」「寒」



五味 「甘」「微酸」



帰経 「肺」「胃」



薬効は



体の渇きを止めて潤いを与える「生津潤燥」



体内の熱を去り、痰を開く「清熱化痰」



※加熱した「梨」には「滋陰」効果もあり
古くから喘息の薬としてもよく用いられて
います。


但し、”梨”はお腹を冷やす性質があるので
胃腸の弱い人は食べ過ぎには注意




(お知らせ)

パソコンやスマホで使えるアプリ「Zoom」
によるビデオ漢方相談を御利用いただけます。

御希望の方はメール又は御電話で詳細を
御問い合わせくださいませ。




■聖快堂のホームページ

http://www.seikaido.com



漢方、生薬由来の医薬品及び漢方食品の通信販売に
関する御問い合わせ、御相談は御電話またはメール
にてお願いします。

この記事へのコメント