牡蠣と小雪の次侯

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今日27日は



二十四節気 「小雪」次侯



本朝七十二候では



「小雪」次侯



“ 朔風(きたかぜ)葉(このは)を払う ”




北から吹いてくる風が木の葉を払いのける頃
とし



中国の七十二候では




「小雪」次侯




“ 天気上騰し地気下降す ”




天地の気が上下逆さになる頃とされます。




さて、北風が木々の葉を払いまさに天地の気
が逆さになる冬の訪れを実感した先週末



休日の昼飲みは熱燗からスタート(笑)



そして酒の肴は



血液や体液を養う



海のミルク「カキ」



先の記事に書いているように



冬眠が許されず



冬も活動を続ける人間は



”冬令進補 春天打虎”



寒さから体を守る為に体温を上げ



冬の栄養失調や冬のうつ予防にも栄養をしっ
かり摂る事が大切



まさに”牡蠣”はうってつけの食材と言えます。



茹でて


葱やもみじおろしの薬味とポン酢で食べる
”牡蠣”



いやぁ~熱燗が進むわ♪(笑)




■ 牡蠣肉


牡蠣肉は体内の血と津液である「陰液」
滋養する「補益滋陰」の食材


五性 「平」


五味 「甘」「鹹」


帰経 「肝」「腎」



薬効は


微熱、ほてり、のぼせ、汗、心悸、空咳等
に良い「滋陰養血」


煩熱失眠、心神不安に良い「寧心安神」



■ 牡蠣殻

牡蠣殻は体内の肝機能に働き、心の不安や
体のしびれや痙攣等に良い「安神平肝」
薬材


※牡蠣の乾燥した貝殻は漢方薬に使われます。


https://ameblo.jp/seikaido2019/entry-12503149038.html


五性 「微寒」


五味 「鹹」


帰経 「肝」「脾」「腎」



薬効は


心神不寧による焦燥感、不眠、多夢、動悸、
易驚等に良い「鎮驚安神」


四肢のひきつり、震えに良い「益陰潜陽」


過汗症や寝汗によい「収斂固渋」




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