二十四節気 冬至
いよいよ今年も
残すところ十日余りとなりましたが
今日22日は二十四節気の「冬至」
北半球では太陽の位置が1年を通し最も低く
なり日本でも日照時間が最も短くなる頃。
同時に古くから陰陽思想においては「冬至」
は新しい「太陽」が生まれ、この日を境にし
て「夏至」に向かい陽気が盛んになるとされ
一陽来復の今日を新しい年の始めと考えまし
た。
本朝七十二候では
「冬至」の初候を
” 乃東(なつかれくさ)生ず ”
草木いずれも枯れる中で、夏枯草が緑の芽
を出し始める頃とし
中国の「冬至」の初候は
” 蚯蚓(きゅういん)結ぶ ”
寒気に地中の蚯蚓(みみず)さえも、固まり
となる時期とされます。
さて、新しい年の始まりと運を呼び込む為、
良いとされた食べ物が「冬至七種」
南瓜(なんきん) ※かぼちゃ
蓮根(れんこん)
人参(にんじん)
銀杏(ぎんなん)
金柑(きんかん)
寒天(かんてん)
饂飩(うんどん) ※うどん
お気付きのように「ん」が一杯
日本語における順番法「いろは」の最後「ん」
がふたつ付いたものを縁起を担いで食べる風
習だそうですがインフル等が気になる時期だ
けに免疫とも関係する腸内細菌の餌となる食
物繊維がたくさん摂れ良さそうですね~
そして
冬至と言えば柚子を浮かべて入る「柚子湯」
柚子は薬膳的には体内の「気」の巡りを良くし
臓腑の働きを助ける「理気」の薬効があるとさ
れます。
「理気」はストレス過多によるイライラや鬱感
にも効果がある為、年の瀬にあれもこれもと超
多忙な毎日でいつも以上に疲れているという人
には柚子風呂がおすすめです。
最後に風邪やインフルエンザも大流行と聞きま
す。
年末年始は普段以上に多くの人と交わる事も多
いはずです。
万が一、ウイルスが体内に入ろうとも発症させ
ない強い免疫力と体力を維持する事こそが大切
です。
新型コロナ感染症に対する規制もほぼ無くなり
、久しぶりに迎える通常の年末年始
冬至七種はもちろんの事、朝食から栄養のある
ものをしっかり摂り免疫力と相関する体温を上
げておく。
そして、免疫力を低下させる過飲過食、寝る前
のドカ食いは避け、年末年始を規則正しい生活
習慣と食養生、その日の冷えをその日に解消す
る入浴習慣で元気に楽しく過ごしたいものです。
■ 年末年始休業に関するお知らせです。
12月29日(金)~1月4日(木)は休業
28日(木)は15時迄の短縮営業
新年5日(金)は正午からの短縮営業
※年内の発送は12月28日の受付分迄
29日以降は新年5日から順次の対応となります
が年明けの6日~8日が再びメーカー等が連休の
為、在庫状況によってはお届けが10日以降と大
幅に遅れる場合がございますのであらかじめ御了
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