豌豆食べて蝶となる 啓蟄の末候

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明日15日は




二十四節気 「啓蟄」の末候




本朝七十二候では




「啓蟄」末候




”菜虫(なむし)蝶(ちょう)と化(な)る”




春の訪れに成長した菜虫(青虫)が羽化して
紋白蝶となり羽ばたく頃




中国の七十二候では




「啓蟄」末候




”鷹化(け)して鳩(かっこう)と為(な)る”




仲春に春の気を感じた鷹が鳩に変わる時期だと
されます。


※ここでいう鳩とは「郭公かっこう」を意味し、
何故、鷹が鳩に変じるかは陰陽論の影響と推察
するものの不明だとか。




さて、春の訪れに紋白蝶や郭公が空を舞う時期
なのに



心も体も気怠い



そんな”春困症”の閉塞感で悩んでいる人に薬と
なる食材がこれから旬を迎える”えんどう豆”


※春困症とは

https://seikaido.seesaa.net/article/502560488.html




せいかいどうは”エンドウ豆”の豆ごはんも大好
きですが・・・



晩酌のつまみには近年、日本の春の食卓に定着
してきたアメリカ生まれの”スナップエンドウ”
が大のお気に入り


さやえんどうが持つシャキシャキ感とえんどう
豆特有の甘みを同時に味わえ



湯がいて鰹節と醤油でもよし


マヨネーズを付けるだけでも十分


サラダにすると尚、良し




気温の寒暖差が大きく



自律神経が乱れやすい



季節の変わり目のこの時期特有の



心身の不調に悩んでいるあなた



体内の「気」の巡りを助ける



「理気」類の”豌豆”を食べて



滞った「気」を巡らせて



青虫から蝶となり



春の空を軽やかに飛んでみませんか。




■ 豌豆 えんどうまめ



”えんどうまめ”
は体内の「気」の巡りを良く
し臓腑の働きを調整する「理気」の食材



五性 「平」



五味 「甘」



帰経 「脾」「胃」




薬効は



食欲不振、嘔吐、下痢によい「健脾益気」
「健胃利湿」




吹き出物や外傷腫毒等に良い「解毒利水」



口の渇き、産後の乳汁不足に良い「生津通乳」




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