百年梅酒と44年ぶりの再会 芒種の末侯

IMG_6313 (002).jpg



週末の16日は




二十四節気 「芒種」末候




本朝七十二候では




「芒種」末候




” 梅の子黄ばむ ”




梅の実が熟して黄ばむ時節とし




中国の七十二候では




「芒種」末候




” 反舌(はんぜつ)声無し ”



反舌=もず 




「夏至」が近づき百舌が鳴かなくなる頃
とされます。




さて、七十二候にあるように梅の実が収穫され
青果店等、お店の店頭に並ぶ時期となりました
が今年は天候不順の影響を受け凶作だとか。


そんな中、写真は


先週末、北関東の茨城県からせいかいどうに
会いに来てくださった大学の先輩からのお土産


国産青梅を100%使い長期間熟成させ、仕上げ
にブランデーとハチミツで味と香りを整えた有名
梅酒

全国梅酒大会で日本一の称号を得た事もあり

末永く愛していただけるようにと言う思いから
「百年梅酒」と名付けられたとか。


大阪と北関東では新幹線や飛行機等を使えば近い
とはいえ、なかなか機会がなければ再会が簡単で
はない距離


実に44年ぶりの再会でした(笑)


当時、私は19歳、先輩は22歳


今やお互いに初老の白髪交じりとなったものの


それでも話し出すと一気にその時代へタイムス
リップ


百年梅酒の名には届きませんが


44年熟成させた友情を確認した楽しい週末と
なりました。



■ 梅の実


”梅”は臓腑を引き締める作用がある「収渋」
類の食材


五性 「平」


五味 「酸」


帰経 「肝」「脾」「肺」「大腸」



薬効は


唾液などの分泌を助け、口の渇きを収める
「生津止渇」


肺を助け、空咳を止める「斂肺止咳」


腸の機能を回復し下痢を止める「渋腸止瀉」




高温多湿な梅雨入りのこの時期に出回る旬の
果実「梅の実」


気温の上昇や湿度に弱った臓腑機能を助けて
くれる自然界からの贈り物です。



※ 聖快堂のブログのURLが2月1日から下記の
通り変更となりました。

https://seikaido.seesaa.net/

または

https://ameblo.jp/seikaido2019



(お知らせ)

Zoom(ズーム)によるビデオ漢方相談

パソコンやスマホで使えるアプリ「Zoom」に
よるビデオ漢方相談を御利用いただけます。

御希望の方はメール又は御電話で詳細を御問い
合わせくださいませ。





■ 聖快堂のホームページ

http://www.seikaido.com



漢方、生薬由来の医薬品及び漢方食品の通信販売
に関する御問い合わせ、御相談は御電話またはメ
ールにてお願いします。

この記事へのコメント