二十四節気 寒露

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明日8日は



二十四節気「寒露」



「秋分」から数えて15日目



野草に冷たい露が宿り、秋の深まりを実感
出来る頃と言われます。



本朝七十二候では



「寒露」初候



” 鴻雁(こうがん)来る ”




中国の七十二候では



「寒露」初候



” 鴻雁来賓す ”



いずれも秋に飛来する渡り鳥の雁が沼や湖
にあらわれ賑やかになる頃。




さて、日中はまだ暑い日もあるもののさす
がに先週後半からは朝夕に肌寒さを感じる
日も目立ち始めた大阪です。


それに合わせるかのように気温の大きな寒
暖差が影響した自律神経の乱れと見られる
頭痛やめまいの他


日々の漢方相談でも秋に多い鼻炎やじんま
しん等の肌トラブルの訴えが少しずつ増え
て来ています。


その共通する原因は”寒暖差アレルギー”


日中の最高気温と朝晩の最低気温に10℃
以上の寒暖差が生じると発症が増えると言
われるのが”寒暖差アレルギー”


漢方では


五官「鼻」五体「皮」の母を五臓六
腑の「脾・胃」と考える為


アレルギーによる鼻炎や咳、皮膚疾患等の
原因を五臓の「脾・胃」に求める場合が多
々あり


五臓の「脾」が弱ると体のバリア機能であ
「衛気」の力が低下し寒暖差や花粉やハ
ウスダスト等の様々なアレルゲンに過剰な
反応をすると考えるからです。


臨床経験上、寒暖差アレルギーを訴える患
者さんの問診や舌診をすすめるとその多く
の方に共通するのが胃腸の冷え「水」
滞りです。


毎年、秋が進むと


鼻炎を発症する


じんましんや湿疹等のトラブルが起きやすい


そんなあなたは


アレルゲンの特定も大事ですが


同時に


今年の秋は寒暖差アレルギーを発症する前に


まだまだ、昼間は暑いからと


冷たいものばかり飲んだり食べたりして
いないか?


家の中とはいえ、裸足や薄着のまま過ご
してはいないか?


お風呂は浴槽に湯をはって浸かっているか?等


今一度


日々の生活習慣が「夏仕様」のままになって
いないかをチェックしてみましょうね。




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