秋の土用と愛犬の舌診と霜降の次候
今日28日は
二十四節気 「霜降」の次候
本朝七十二候では
「霜降」の次候を
” 霎(こさめ)時(ときどき)施(ふ)る ”
秋も終わりが近づき
小雨がしとしとと侘しく降る頃とし
中国の七十二候では
「霜降」の次候を
” 草木黄落す ”
霜が降り、黄ばんだ草木の葉が枝からはら
はらと落ちていく頃されます。
さて、ようやく季節は前に進み朝晩の冷え
込みに肌寒さを感じるようになって来まし
たが・・・
この時期に多いのが
せいかいどうと同じく愛犬を飼っている患者
さんからのペットのお腹の調子に関するご相
談
それは気温の寒暖差が大きくなる時期の嘔吐
、下痢、胃腸炎等
を予防したいという内容です。
漢方で「脾」「胃」は
五行の「土」
年4回の土用
10月20日から「立冬」前日の11月6日
迄は秋の土用は新しい季節の「冬」が生まれ
る為、「土」に負担がかかる時期
「土」から水分や栄養を得て植物が育つよう
に人も犬もまた胃をはじめ消化器の働きは生
きる為の栄養を摂り入れエネルギー作る上で
とても大切
しかし、気温の寒暖差が激しいこの時期は特
に「暑」「湿」「燥」「寒」等の影響から
「土」が乾燥しすぎたり、ぬかるんだり、冷
えたりする事から何かと「土」である「脾・
胃」消化器のトラブルが多い時期とも言えます。
当ブログでは常日頃、冷たいものを食べ過ぎや
飲みすぎを諫め、自律神経が乱れたり、血液が
冷えぬよう首、手首、足首等を冷やし過ぎない
様にと書いていますが・・・
愛犬とて同じ
今やそのほとんどが室内飼いとなった犬だけ
に人間と変わらぬ季節の養生は大切
せいかいどうは愛犬にも
ほんのり温めた食事、冷たすぎない水
散歩の時間帯や気温、寒暖差に配慮した着衣
そして人と同じで夏の疲れが出て来やすいこ
の時期だけに
毎朝、愛犬を舌診し
舌苔は薄く、適度な湿り気がある健康な舌か
胃腸が冷え、舌苔がジメジメしていないか
逆に水分が不足し舌苔が乾燥したり、舌苔
が無くなっていないか
余分な熱がこもり舌や歯茎が乾いて赤みを
帯びていないか等を
愛犬とじゃれあいながらチェック
必要に応じ体内の水分を調整したり胃腸を
はじめとする消化器全般を元気にする漢方
を与えながら
季節の変わり目に起こりやすい
愛犬の嘔吐や下痢、胃腸炎、腸炎等の予防
に気を使うせいかいどうです。
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