隠れ冷え症を疑う

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10月になってもまだ夏日を記録という報道
もありましたが今週後半はもう11月


暦の上での冬「立冬」が近づくにつれ朝晩は
それなりに肌寒い日も増えて来ましたね。


例年、晩秋となるこの時期から増えて来るの


今年の冬は体質を改善し辛い”冷え症”を解消
し暖かく過ごせないものかと言う御相談


”冷え症”の御相談でお見えるなる患者さんは

漢方でいう五臓六腑の「脾」「胃」の機能低
下や生活習慣、食習慣の影響から体温が維持
出来ず、四肢の末梢にまで血流が回らない事
で手足が冷えてしまうもの

老廃物等が溜まった血液「古血」が体内に滞
った「瘀血」によるものや五臓の「腎」
「精気」が不足した老化によるもの等とその
原因は人によって様々。


それらを問診や舌診、日々の食習慣や生活習
慣を詳しくお聞きした上で、個々の御体質と
原因に合う漢方を選薬するのですが・・・


患者さんの中には


心身の御不調の内容を問診でお聞きし舌診を
進めるとその原因が御自身には自覚がないも
のの“冷え”が原因と言う場合が多々あります。


御本人は


手の平や足の裏が熱く


のぼせやすいので”冷え”ている実感が無いと
首を振られますが・・・


そのような患者さんに限ってほぼ100%


よく喉が渇くからと


冬でもアイスコーヒー等、冷たいお茶等が
好きでよく飲んでいると答えられます。


漢方には


「陰極まれば陽に転ず」


という教えがあります。


体を冷やす食習慣、シャワーで済ます入浴、
夜更かし等で長い間、体の“冷え”を放置する
とその“冷え”が体の生体恒常性を保とうと反
対に体内に不要な“熱”として転化し滞るので
す。


数年前までは”冷え症”に悩んでたのに


最近は暑がりになった


それは“冷え症”が治ったのではなく


長年の冷えから熱転化した“火照り”


あなたの体調不良に原因は体内に隠れたまま
の”隠れ冷え症”かも知れませんよ。



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