心と体の薬になる海の幸 立冬の次候

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今日12日は



七十二候 「立冬」次候



日本、中国共に



「立冬」次候を



” 地始めて凍る ”



自然界では「陽」の気が次第に衰えはじめ、
大地も凍り始める頃


寒い地方では冬の足音が聞こえ始める時期
とされますが・・・


ここ大阪は今秋も日中は夏日に迫る暖かい
日が多いとの事


紅葉はもう12月にならないと期待出来な
いかも知れませんね。


さて、季節が足踏みしている間に先週末も
冬を健康に過ごす為の体力貯金


11月らしからぬ太陽の下で体を動かし汗
を掻いた後


昼飲みで楽しんだのが”牡蠣フライ”




海のミルクとも呼ばれ



血液や体液を養う



薬効があるこれからが旬の”かき”



冬眠する生き物達とは違い



厳冬であっても活動を続けないといけない



社会的存在である人間には



単に体力を補う為の栄養価が高いだけでなく



季節性感情障害、冬のうつ予防にも効果が
ある心と体の薬になる海の幸



たっぷりのタルタルソースと



肉厚レモンを絞り、美味しくいただきました♪





■ 牡蠣肉


牡蠣肉は体内の血と津液である「陰液」
滋養する「補益滋陰」の食材


五性 「平」


五味 「甘」「鹹」


帰経 「肝」「腎」



薬効は


微熱、ほてり、のぼせ、汗、心悸、空咳等
に良い「滋陰養血」


煩熱失眠、心神不安に良い「寧心安神」



■ 牡蠣殻


牡蠣殻は体内の肝機能に働き、心の不安や
体のしびれや痙攣等に良い「安神平肝」
薬材


※牡蠣の乾燥した貝殻は漢方薬に使われます。


五性 「微寒」


五味 「鹹」


帰経 「肝」「脾」「腎」



薬効は


心神不寧による焦燥感、不眠、多夢、動悸、
易驚等に良い「鎮驚安神」


四肢のひきつり、震えに良い「益陰潜陽」


過汗症や寝汗によい「収斂固渋」



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