二十四節気 冬至

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週末の明日21日は



二十四節気「冬至」



日本列島が位置する北半球のおいて太陽の
位置が1年を通し最も低くなる日とされま
す。



本朝七十二候では



「冬至」初候



” 乃東(なつかれくさ)生ず ”



草木いずれも枯れる中で、夏枯草が緑の芽を
出し始める時節とし



中国では「冬至」初候



” 蚯蚓(きゅういん)結ぶ ”



寒気に地中の蚯蚓(みみず)さえも、かたまり
となる時節とされます



さて、「冬至」



東洋医学の基礎を形作る陰陽学においては自然
界の古い陽の気が尽きて


新しい陽が生まれる一陽来復の日


古くは新しい「太陽」が生まれるこの日を境に
して「夏至」に向かい陽気が盛んになる事から
「冬至」新しい年の始めと考えられ


これは東洋だけの話では無く


古代ローマ帝国においても「冬至」は古い太陽
が死に新しい太陽が復活する「不滅の太陽の誕
生日」
として祝われ


クリスマスに食べるケーキ、薪を横にした形の
「ブッシュドノエル」もキリスト教布教前から
無病息災を祈り神にささげる為「冬至」に薪を
何日も夜通し燃やした事が起源だとか。



世の東西を問わず古くから大切にされてきた
「冬至」


せいかいどうは年のはじまりに運を呼び込むと
いう「冬至七種」から

南瓜(なんきん) ※かぼちゃ
蓮根(れんこん)
人参(にんじん)
銀杏(ぎんなん)
金柑(きんかん)
寒天(かんてん)
饂飩(うんどん) ※うどん




五臓を整え胃腸の働きを助け「血」を養う薬効
がある大好きな蓮根で熱燗の晩酌


そして体内の「気」の巡りを良くし臓腑の働き
助けイライラ鬱感解消にも役立つ「理気」
薬効がある”柚子”でお風呂を楽しむ予定です。



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